もう一度、ゆっくりお願いします。
Mō ichido, yukkuri onegaishimasu.
ゆっくり、もう一度話してもらう。
お客様にもう一度話してもらいたいとき。
GLOBAL PACHINKO
日本で暮らすベトナム人・ネパール人のための、仕事の入門ガイド。
情報確認日:2026年10月3日
新しい職場には、独自の言葉、設備、仕事の進め方があります。初日にすべてを覚える必要はありません。自分が担当してよい仕事、困ったときに聞く相手、いったん手を止めて確認すべき場面を知ることが大切です。
応募する前や働き始めの時期に、このガイドを役立ててください。法律と就労許可の条件を守り、勤務先の研修や安全上の指示に従いましょう。設備、仕事内容、手順はホールによって異なります。
シフトに入る約束をする前に、在留資格と就労許可の条件を確認しましょう。採用が決まったことや、一般的な「週28時間以内」の許可があることだけで、パチンコホールで働けるわけではありません。
在留資格が「家族滞在」の人は、2026年10月1日からの制度により、対象となる営業許可を受けたパチンコホールで、勤務先と仕事内容について個別の資格外活動許可を受けた後に限り働けます。包括許可だけでは足りません。在留資格の本来の活動以外で行うすべての仕事を合計して、週28時間以内に収める必要があります。別の店舗で働く場合は、追加の許可が必要です。
在留資格が「留学」の人や、扶養家族としての日常的な活動を行う「特定活動」の人は、この制度の対象外です。「永住者」「定住者」「日本人の配偶者等」「永住者の配偶者等」には、在留資格による職種の制限はありません。そのほかの在留資格は、個別に確認が必要です。
雇用主に書類と仕事内容を確認してもらい、不明な点は出入国在留管理庁に問い合わせてください。必要な許可が下り、勤務先と仕事の条件を確認するまでは、体験勤務を含めて働き始めないでください。
労働条件を書面でもらい、同意する前に読んで確認しましょう。わからない点は説明を求めてください。自分の控えは、必要なときに見つけられる場所に保管しましょう。
雇用主から追加で働くよう頼まれても、就労許可の時間制限を超えることはできません。パスポートと在留カードは自分で保管し、保管のために雇用主へ預けないでください。
実際に働いた時間を記録し、給与明細を保管しましょう。説明と書面の内容が違う場合は、働き始める前に確認してください。
仕事には、お客様へのあいさつ、ホール内の清掃、呼出ボタンへの対応、接客業務の補助などがあります。必要な研修を受けた後に、カウンター業務を担当する場合もあります。玉を箱で運ぶホールもあれば、自動計数システムを使うホールもあります。
初日は、スタッフ用の場所、出入口、清掃用品の場所、責任者を教えてもらいましょう。無線やインカムの使い方、台の場所を伝える方法も確認します。手本を見て、指導担当者と一緒に練習し、正しく理解できているか確認してもらいましょう。
初日に聞いておきたいこと:「わからないときは誰に聞けばよいですか。どうやって連絡しますか?」
お客様が何をしているかがわかると、用件も理解しやすくなります。勤務先にある各タイプの台について、指導担当者に実際の操作を見せてもらいましょう。ここでは大まかな基本を説明します。操作方法や遊技のルールは機種によって異なります。
パチンコは小さな玉を使います。お客様はハンドルを操作して玉を打ち出し、その強さを調整します。一般的なデジタルパチンコでは、玉が始動口に入ると抽選が行われ、画面の図柄が動くことがあります。大当りすると、玉を獲得できる大当り遊技が始まります。画面の演出だけで、大当りが確定するわけではありません。
パチスロはリール、スタートレバー、ストップボタンを使います。必要な枚数のメダルを賭けるか、記録されたクレジットを使い、レバーでリールを回してストップボタンを押します。図柄の組み合わせ、リプレイ、ボーナスなどは、その機種のルールに従います。ボーナス中は必要な操作が変わることもあるため、台の案内と指導担当者の説明に従いましょう。
スマートパチンコ・スマートパチスロは持ち玉や持ちメダルを電子的に記録するため、お客様が玉やメダルを直接扱う必要はありません。スマートパチンコでも、台の内部では実際の玉を使っています。どの数字が持ち玉・持ちメダルで、どの数字が未使用の現金残高かを覚えましょう。それぞれ用途と扱う手順が異なります。
スタッフとして説明するのは、研修で教わった範囲にしましょう。必ず当たる台として勧めたり、使ったお金を取り戻すためにもっと使うよう促したりしてはいけません。
難しい会話を終わらせるために、わかったふりをしないでください。自信ありげに推測するより、丁寧に確認する方が大切です。権限がないまま、返金、景品、支払い、修理が終わる時刻を約束しないでください。
お客様が怒っているときは、どちらが正しいか言い争わず、安全な距離を取り、責任者を呼んでください。脅し、嫌がらせ、望まない身体への接触は、すぐに報告しましょう。危険な状況に一人で対応する必要はありません。
呼出ボタンの用件は、簡単な質問の場合も、台の不具合の場合もあります。まず台を特定し、お客様が何を求めているか確認しましょう。原因を推測せず、見えている状況を無線で伝えてください。
その作業について研修を受け、担当する許可を得ていない限り、台を開ける、内部に手を入れる、詰まりを直す、設定を変更するといった作業はしないでください。安全装置を無効にしてはいけません。危険な場所にお客様を近づけないための、勤務先の手順に従いましょう。
煙、焦げたにおい、けがなど、すぐに対応が必要な危険があれば、責任者に知らせて緊急時の手順に従ってください。緊急事態が起きる前に、避難経路を覚えておきましょう。
玉やメダル、記録された持ち玉・持ちメダル、カードに残った未使用の現金は、それぞれ別のものです。表示された数字を現金だと思い込んだり、どのカードも同じ仕組みだと考えたりしないでください。指導担当者に機器の使い方を見せてもらい、スタッフがどこまで対応してよいか確認しましょう。
お客様のカードや持ち物を扱う前に、何をするか説明し、勤務先の確認手順に従ってください。お客様のカードを別の人のために使ったり、放置したりしてはいけません。現金、カード、スマートフォンなどを見つけたら、拾得物の手順に従いましょう。
景品、未使用の残高、取引のトラブルに関する質問は、担当権限のあるカウンタースタッフに引き継いでください。交換率を推測したり、すべての残高を返金できると約束したり、別の台で覚えた手順を自己判断で使ったりしないでください。
「三店方式」は、パチンコホール、別の景品買取業者、景品問屋が関わる景品流通の仕組みを指します。お客様は遊技の結果に応じて、ホールから景品を受け取ります。そのうち「特殊景品」と呼ばれるものなどを、お客様が別の買取業者へ売却する場合があります。買取業者は景品を問屋へ売り、問屋がホールに景品を供給します。それぞれ役割が異なり、ホール自体がお客様に景品として現金を支払う仕組みではありません。
風営法第23条は、パチンコ営業者が現金や有価証券を賞品として提供することや、自ら提供した賞品を買い取ることを禁止しています。2025年4月24日の国会での政府説明では、第三者による賞品の買取りが直ちに同法違反となるわけではない一方、買取業者が実質的にホール営業者と同一である場合は、違法となり得るとされています。「三店方式」という名前だけで、すべての仕組みの適法性が保証されるわけではありません。
スタッフは、ホール内の景品の取り扱いと、外部業者の取引を区別してください。個人でお客様の景品を買い取る、外部の買取価格を約束する、お客様に代わって外部との取引を行う、といったことはしないでください。法令と地域の取り扱いに沿ったお客様への案内手順を、責任者に確認しましょう。
勤務先が指定する靴と制服を着用しましょう。通路をふさがず、こぼれた液体などは教わった手順で処理し、用途に合った清掃用品を使ってください。洗剤などの薬剤を混ぜてはいけません。手を洗い、職場の衛生ルールに従いましょう。
重い箱を扱うホールでは、持ち上げ方を教わり、運搬用具や周囲の助けを利用しましょう。安全に扱えない重さの荷物を無理に運ばないでください。お客様の通り道をふさがずに作業する方法も覚えましょう。
パチンコホールでは音が大きいことがあります。職場でどのように騒音対策をしているか、必要な保護具は何かを確認しましょう。指示がはっきり聞き取れないときは責任者に伝えてください。決められた休憩を取り、安全上の問題やけがはすぐに報告しましょう。
採用対象の年齢と、自分が働ける時間帯を確認しましょう。20歳未満の人は、清掃のためであっても喫煙室に入れません。担当する仕事に関係する場合は、雇用主に伝えてください。
お客様、身分証明書、スタッフ用画面、業務記録を撮影したり、職場で起きたことをインターネットに投稿したりしないでください。個人情報の取り扱いと、スタッフ用システムへのアクセスについて、勤務先のルールに従いましょう。
スタッフ用のパスワードは他人に教えないでください。端末をなくした、情報を別の人に送ってしまった、個人情報に関する問題に気づいたといった場合は、すぐに報告しましょう。ミスを隠そうとしないでください。
質問するのは自然なことです。説明を受けていない作業は、いったん手を止め、一人で試す前に手本を見せてもらいましょう。
日常の仕事については、まず指導担当者や責任者に聞きましょう。就労許可について解決しない疑問があれば、出入国在留管理庁に相談してください。賃金、労働時間などの悩みは、下記の公的な労働相談ページでベトナム語・ネパール語の窓口を確認できます。最新の連絡先と受付時間は、各ページで確認してください。
職場で安心して問題を相談できない場合は、職場の外に相談できます。電話をかける前に、起きたこと、日付、聞きたいことをメモしましょう。身元を確認できない相手に、身分証明書の原本を送らないでください。
Mō ichido, yukkuri onegaishimasu.
ゆっくり、もう一度話してもらう。
お客様にもう一度話してもらいたいとき。
Kakunin shite mairimasu.
確認してから対応することを伝える。
内容や手順を確認する必要があるとき。
Sekininsha o yobimasu.
責任者を呼ぶことを伝える。
権限のある人の対応が必要なとき。
Shōshō omachi kudasai.
少し待ってもらう。
助けを呼びに行くとき。待ち時間を安易に約束しないようにしましょう。
[Detail] to iu koto de yoroshii desu ka.
理解した内容が合っているか確かめる。
聞き取れた内容を言い直して、確認するとき。
Mada osowatte inai node, kakunin shimasu.
まだ研修を受けていないため、確認が必要だと伝える。
まだ教わっていない作業について、同僚に伝えるとき。
情報確認日:2026年10月3日。制度や相談窓口は変わる場合があります。働き始める前に、リンク先の公的情報を確認してください。
遊技場営業店舗における資格外活動許可について
出入国在留管理庁
在留資格「家族滞在」をもって在留する皆さまへ
厚生労働省
このガイドは、働き始めるための一般的な案内です。就労できるかどうかを判断するものではなく、雇用主の研修に代わるものでもありません。最新のルールと自分の状況を、担当する公的機関に確認してください。